衣紋(えもん)

着物は上手に着こなせば、日本人女性の体型の欠点をうまくカバーして美点を強調することができます。
ほんの少しの違いでその装いに大きな違いが出ます。着物は粋に上品に着こなしたいものですよね。

着付けによって大きく印象がかわるポイントのひとつが「衣紋(えもん)」です。
衣紋はその抜きかげんで上品にも、また粋にもなります。
衣紋の抜き方いかんによって、後姿の表情が全然違います。

衣紋の抜き加減は、背中がのぞくほど抜きすぎると下品に見えます。
後ろで半えりが太く見えているのは、野暮ったい印象を与えてしまいます。
上品に着付けるには、半えりは肩の部分で細くほとんど見えないくらいにします。
前えり合わせめで細めに見えるくらいがちょうどいいでしょう。
抜きすぎず詰めすぎず、首のカーブに沿って自然に抜くのが、上品に着付けるコツです。

衣紋の抜き具合によって着付けたときの表情がそれだけ変わるということは、逆にその変わり方を生かした着付けをすればよいわけです。
例えば、フォーマルな装いの留そでの場合、衣紋は普通より抜きかげんにすることで、おおらかさと重厚さを強調することができるのです。
また、晴れ着らしい華やかさを表現したい訪問着の場合には、えりは一般に広めにします。
衣紋はぐっとぬき加減にしてみましょう。晴れの日にふさわしい装いになりますよ。

スポンサードリンク

カテゴリ

Copyright (C) 2008 着物の着付けナビ@YouTube. All Rights Reserved.